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注目の私学 東京都市大学塩尻高等学校

21世紀型キャンパスが昨年完成
人気が高まり、志願者数が急増

志願者数が急増し、塾業界から注目されている私学が長野県にある。
東京都市大学塩尻高等学校だ。
60年近い歴史を持つ同校が“21世紀型のまったく新しい学校”をめざして、大胆な学校改革を推進。
昨年に新キャンパス(右記写真)が完成し、新たな類型・コースが導入されたのだ。

新教室棟と新アリーナ棟が竣工、既存の校舎はリニューアル

「学習支援センター」はさわやかな緊張感が漂う空間。

新校舎の中心にある中庭(パティオ)は生徒のいこいの場

塩尻市は長野県のほぼ中央に位置。
八ヶ岳や霧ヶ峰高原、北アルプス、南アルプスなどに囲まれた市だ。
昨年8月に完成した21世紀型の新キャンパスは、こうした美しい風景や内陸型の気候に合わせて設計されている。
たとえば、新アリーナ棟(新体育館)の屋根のデザインは、アルプスの峰々と調和するように「山」をイメージ。
屋根の材質は薄い布地の半透過膜である。
日没まで照明を使わずに館内を明るく照らす構造となっているのだ。
では、生まれ変わったキャンパスを詳しく見てみよう。
校舎は中庭(パティオ)を中心に西から時計回りに4階建ての新教室棟、実験実習棟、東館、本館の順に「ロ」の字型に並んでいる。
新教室棟の普通教室は、大きな窓から自然の光が注ぐ明るい空間。
「高断熱性・自然採光・自然通風」をテーマに設計され、照明や冷暖房を最小限に抑えている。
授業には電子黒板が導入され、最先端の環境で勉強に打ち込めるのも特色だ。
本館や実験実習棟を始めとする既存の校舎は、改修工事によってリニューアルされた。
新教室棟と改修された既存校舎は渡り廊下でつながっている。
中庭を中心にした「回遊型校舎構成」になっているのだ。
新アリーナ棟は新校舎に隣接して建てられ、その間には吹き抜けがあり、新教室棟の教室を太陽光が照らす設計である。

新教室棟と新アリーナ棟が竣工、既存の校舎はリニューアル

「新キャンパスには、本校の新たな教育理念である『Creation & Dignity(創造と品格)』が具現化されています。
本校の目標は、新しい時代を創造することに誇りを持つグローバルリーダーの育成です。
そこで、生徒一人ひとりが“学習に向かう力を高められる環境”をめざしました」(赤羽利文校長)
そのひとつが新教室棟の最上階にある「学習支援センター」だ。
自習スペースや個別指導ブース、グループ学習室、図書館を備えている。
ガラス張りのグループ学習室には、65インチの電子黒板を設置。
ゼミ形式の授業が行われている。
放課後には教員や大学生チューターが常駐。
自習中に疑問があれば、気軽に質問できるのだ。
「『学習支援センター』を拠点として、本校独自の進学対策プログラム『Toisa』を構築しました。『Toshidai Intelligence System ofAttainment』の略です。集団講義から個別対応の講座、自学自習のためのICTまで多彩なプログラムを用意しています。朝早くから『学習支援センター』の自習スペースに来て机に向かう生徒もいれば、eラーニングシステムやサテライトシステムを活用して勉強している生徒もいます。隣の席で真剣に学ぶ友達の姿に触発され、生徒は意欲を高めています」(赤羽校長)

勉強面でもスポーツ面でも、刺激し合い、高め合える環境を

部活動に強い高校として長野県県下にその名を知られてきた。
全国大会出場のサッカー部や女子バレーボール部をはじめ、野球部や空手道部など数々の実績を誇る部活動がある。
こうした伝統を守りながら、生徒が文武両道に励めるように生まれたのが新アリーナ棟だ。
この施設でグローバルリーダーの資質となる人間力や精神力、体力を全生徒が鍛えられるようにしている。
アリーナ棟の1階は、講堂(多目的ホール)。
長野県内では最大規模の移動観覧席360席が用意され、1,100人が収容できる。
講堂の上がアリーナだ。
天井高は12~15mで、隣接する新教室棟の3・4階に相当。
外周には1周122mのラニングコースが設けられている。
「同じ学校内で学んでいる仲間たちが全国大会で活躍していることは、生徒たちにとって大きな誇りとなります。
生徒たちが勉強面でもスポーツ面でも、刺激し合い、高め合える環境を創造したいと考えています」(赤羽校長)

志願者数がこの2年間で1.5倍に

同校は新校舎の竣工に先駆けて、新たな類型・コースを平成26年度の入学生から導入した。
「特別選抜類型」の「国公立難関私大コース」、「文理進学類型」の「総合進学コース」「サイエンステクノロジーコース」「スポーツコース」である。
同校はここ数年で進学実績を着実に伸ばしてきた。
過去3年間の進学実績を見ると、信州大学、東京農工大学、山梨大学、埼玉大学などのなど国公立大学の名が並んでいる。
また、早稲田大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、津田塾大学、青山学院大学といった難関私立大学も多い。
「特別選抜類型」の誕生によって国公立難関私大の合格者は今後ますます増えていくことだろう。
こうした進学実績の向上と合わせ、今回の学校改革によって同校は受験生や保護者、塾関係者から注目を浴びるようになった。
そして平成25年度入試では1,000名だった志願者数が、平成26年度入試では1,249名に、今年の平成27年度には1,556名となった。
この2年間で1.5倍の伸びである。
現在、同校では全教員が心をひとつにして教育に力を注いでいる。
新しい同校のさらなる飛躍に期待したい。


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