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私学の挑戦

東京都市大学塩尻高等学校

進学指導と人間教育の両輪で信州大学などの国公立大学へ

どの大学に何人を合格させているのか。進学実績が、塾同様に高校の評価の対象とされている ことは否めない。
 長野県塩尻市にある東京都市大学塩尻高校は2014(平成26)年に学校改革を行い、進学指導と人間教育の両輪で、多くの生徒を難関大学へと送り出そうとしている。
 赤羽利文校長と進学指導担当の鰐川家教先生に話を聞いた。

新校舎イメージ

万全なサポート体制のもと主要教科の基礎を徹底

ここ2年間で、同校は信州大学を筆頭に東京農工大学、埼玉大学、山梨大学、高崎経済大学を始めとする国公立大学に生徒を送り出してきた。早稲田大学や東京理科大学などの難関私立大学にも合格者を輩出している。

同校は2009(平成21)年、「武蔵工業大学」が「東京都市大学」に改称されたことに伴って現校名となった。翌年には普通科に「特別進学Zコース」を設置。大学入試センター試験5教科7科目に対応したカリキュラムを導入し、進学指導に力を注いできたのだ。2年間の進学実績は、こうした取り組みの成果といえる。

2014(同26)年に新たな教育理念「Creation &Dign ity (創造と品格)とグローバルリーダーの育成」を掲げ、同校は生まれ変わろうとしている。現在の普通科と総合工学科の2学科体制から「普通科2類型4コース制」への再編を軸とした学校改革を行うのだ。これまで以上の実績が期待できるだろう。進学指導担当の鰐川先生はこう述べる。

「長野県で評価されている大学は信州大学といえます。お子さんをこの大学に進学させたいと願う保護者の方々が実に多いのです。まず、この期待に応えたいと思います。目標は、信州大学合格者を毎年コンスタントに輩出することです。5年位内に合格者を2ケタにしたいと考えています。

そのためには万全なサポート体制のもと高校1年次から主要5教科の基礎学力を徹底的に養っていかなければなりません。教員と保護者の方々との強い連携も必要です。家庭と協力できて初めて納得のいく結果が生まれます。学校改革に向けて両者の絆をさらに強めていきたいと思います」

国公立大や難関私大をめざす「特別選抜類型」を開設

2014年4月から前述の「特別進学Zコース」を「特別選抜類型」とし、受験力を高めていく。この類型は2年次から「文系」「理系」の2コースに、3年次には「国公立文系」「国公立理系」「私大文系」「私大理系」の4コースに分かれる。

「国公立文系」「国公立理系」は、大学入試センター試験で高得点を獲得し、信州大学を始めとする国公立大学をめざすコース。「私大文系」「私大理系」は難関私立大学や東京都市大学をめざすコースだ。

他の類型には幅広いニーズに応える「文理進学類型」がある。国公立大学や私立大学をめざす「総合進学コース」、理工系大学進学者に向けた「サイエンステクノロジーコース」、全国大会で活躍しつつ大学進学をめざす「スポーツコース」が用意されている。

「特別選抜類型」を大学進学の牽引力として「文理進学類型」の3コースの生徒の意識や意欲を高めていきたいと鰐川先生は語る。

学習支援システム
学習支援システム【Toisa(Toshidai Intelligence System of attainment)】

リーダーに要求される時間管理能力を育成

すでに学校改革に向けて様々な取り組みが始動している。そのひとつが生徒の自己管理能力を高める「TMノート」だ。「TM」は「Time Management」の略。時間管理能力は「人間力」であるともいえるだろう。大学で高度な専門知識を身に付ける上でも、国際社会の第一線でリーダーシップを発揮する上でも要求されるからだ。

「TMノート」には生徒全員が自分で立てた1週間の学習計画を記し、その実績を残す。この繰り返しにより、自学自習のPDCA(PLan Do Chec k Action )サイクルの確立を図る。これらのデータを教員や保護者と共有することで、一人ひとりに合った有効な学習方法を見つけ出していくのだ。また、このノートを活用して担任が生徒と面談を行うことで、生徒は目標とする進路実現に向けて走り続けることができるという。

「現在、このノートを『特別進学Zコース』の3学年に導入し、学習計画を書かせています。自分の勉強と定期試験の結果を照らし合わせ、成績が伸びれば勉強方法が正しかったことが分かります。
 伸びなければ改善する材料になります。
 保護者の方々にもお見せするので、家庭での学習に協力していただけます。
 時間や自己の管理に基づく学習習慣が定着すれば、入試科目の多い信州大学を始めとする国公立大学にも手が届くはずです」(鰐川先生)

学習量イメージ
科・コースの再編に伴い、学習量を大幅に拡大

自ら学ぶ姿勢を磨く人間教育の実践が使命

学校改革に向けて、教員たちの意識も大きく変わってきたと赤羽校長は述べる。

「自分の人生のために、人々の未来のために、自ら学ぶ姿勢を磨く。この人間教育の実践が本校の使命です。その延長線上に難関大学合格があります。しかし、合格はゴールではありません。スタート地点です。
 大学から先の社会や家庭など、どんな場面でも一生懸命に学び続けることができる人材、自ら積極的に動くことのできる人材を育成したいと考えています。
 こうした教育のために、教員全員が授業の質を高めようと日々研鑽しています。学校生活の根幹は授業だからです。
 現在、他の教員の授業を見て、自由に意見を交わす『授業研究』と、テーマに基づいた授業についてディスカッションする『研究授業』の2つを定期的に行っています」

今後、同校がどう変わり、どう生徒を変えていくのか、大きな期待が持たれている。



東京都市大学塩尻高等学校
住所:長野県塩尻市広丘高出2081
TEL:0263-88-0104
創立:昭和31年5月
信州大学等の国公立大学複数の現役合格者を出しながら、クラブ活動も野球部は一昨年甲子園夏の大会に出場、サッカー部や女子バレー部も全国大会の常連。

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