2013年10月27日(日)東京国際フォーラム、11月10日(日)グランフロント大阪
平成25年度「SRJ定例研修会」計300名参加
SRJは10月27日(日)東京国際フォーラム、11月10日(日)グランフロント大阪にて、平成25年度「秋期定例研修会」を開催した。堀川直人代表が来春に導入される速読新システム「みんなの速読」について説明したあと、事例講演が2つ行われた。
(株)SRJ 堀川直人代表
「事例講演①」の講師は、白石学習院(広島)・永田英樹社長。
テーマは「1桁から250名への躍進! 受講生V字回復、速読運営の裏側を語る」。
白石学習院は、2006年から塾内速読受講生数がどんどん減り始め、10年にはついに1桁に。
07年にトップが交替したことによって「やらない」大義名分が蔓延するようになったという。
当時を振り返ると、永田社長は進学塾であればこそ、受験のためにも速読は役立ち、ニーズがあるということに気づかず、速読の本当の意味を捉えていなかったという。
そこで10年から最大阻害要因である固定観念の排除と抜本的改革に努め、11年には現場ボトムアップ型での全社一斉で推進することになった。
すると受講生が250名にまで回復したという。
「事例講演②」の講師は、今回の速読甲子園で金賞を獲得したセレブラム教育システム(沖縄)・新山広明代表。
テーマは「カリスマ講師が初めて語る! 異郷の離島でも2年で140名集客、学校連携の秘訣」。
東京のカリスマ講師から離島の学力向上請負人へと変貌した新山代表自身の経緯を語ったあと、「官民協同」という塾の生き残り方を提案。
「魅力ある学校づくり」として、市立小中学校10校に「速読講座」導入決定に至ったのは、地域の仕組みに入り込むことがポイントで、それが経営の安定化をもたらしたという。地域と理念を共有し、「協同」で実現した。
地域とともに発展するという覚悟と責任をもち、「リスクを取るからリターンがある」と新山代表は最後に述べた。