
頭がよくなるめいろ
どこでもドリル
小学生向け 算数オリンピックメダリスト続々誕生
田邉 亨 著 文響社 1,595円(税込)
著者はりんご塾代表の田邉亨氏。田邉氏がいまの子どもたちに本当に身につけてほしいのは「考える力」とのこと。「考える力」とは、田邉氏によると目の前の情報を整理し、自分なりに筋道を立て、試行錯誤しながら結論へたどり着く力のこと。空間を把握する力、形の特徴をとらえる力、論理的に順序立てて考える力、選択肢を比較して最善を選ぶ力、注意深く観察する力、感覚的に違和感を見つける力、そして柔軟に発想を切り換える力──こうした多様な思考を組み合わせ、使いこなしていくことが「考える力」の正体だ。
そして、それらすべてを楽しく身につける方法の一つが、実は「迷路」なのだという。本書では、そうした「考える力」を総合的に伸ばすことを目指して、一冊まるごと迷路だけで構成されている。
本書に詰め込まれた迷路は、どれも子どもたちが夢中になって考えることができるように工夫されている。すぐに正解がわからなくても大丈夫。むしろ、うまくいかない時間こそが、「考える力」を育ててくれる。
この一冊が、親子の時間の中で、あるいはちょっとしたすきま時間の中で、「考えるって楽しい!」という体験につながれば、これ以上嬉しいことはないと田邉氏は語っている。

































